HistoCore MULTICUT R - 半自動回転式ミクロトーム
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新しい世界を発見 - 研究を新たなアプローチで
あらゆる研究ニーズに応じた、迅速なトリミングと一貫したカッティング
HistoCore MULTICUT R は手動ミクロトームの速度と電動試料送りの精度を兼ね備え、一貫性と再現性のあるパラフィンのセクショニングが可能です。
ライカ バイオシステムズは、145 年以上にわたり市場をリードしてきたミクロトームをベースとして、連続セクショニング向けに設計された次世代のミクロトームを提供します。オプションの電子冷却デバイス RM CoolClamp を用いて、試料ブロックを長時間低温に保つことで、複数の切片で一貫したスライス厚が得られます。新しいモデルでは、2 in 1 ナイフホルダーを用いることで、ナイフホルダーを交換せずにハイプロファイルとロープロファイルナイフを迅速に切り替えることができます。
- 新しいカスタマイズ可能な粗送りホイールにより、迅速なトリミングが可能で、手動で回転するか、または自動でボタンを押すだけで、好みに応じて試料を前進・後退させることができます。
- メモリー位置をセットすることが可能で、試料ブロックに最適な試料交換位置が記憶されます。
仕様
製品仕様
比較
簡易比較チャート
製品 |
![]() HistoCore BIOCUT R |
![]() HistoCore MULTICUT R 現在表示中 |
![]() HistoCore AUTOCUT R |
![]() HistoCore NANOCUT R |
タイプ | 機械式 | 半電動式 | 電動式 | 電動式 |
精密オリエンテーションシステム | ||||
フォースバランスシステム | ||||
2 in 1 ナイフホルダー | ||||
RM CoolClamp による試料の冷却オプション | ||||
標準切片屑トレー | ||||
静音リトラクション | ||||
回転方向をカスタマイズ可能な粗送りホイール | ||||
後端位置への高速移動 | ||||
メモリー位置 | ||||
電子ブレーキ | ||||
高精度のセミシンセクショニングのための特殊スピンドル | ||||
高精度のセミシンセクショニングのために拡張された低速調整機能 | ||||
試料ヘッドの高精度な 3D 停止位置 |
ドキュメンテーション
ドキュメンテーション
Brochure
IFUs
資料
資料
Product Feature Demo Videos
FAQ(よくある質問)
HistoCore Microtomes
新しい HistoCore RM 静電気防止型トレーは従来の RM22xx シリーズに適合しますか?
いいえ、ミクロトームのベースプレートの寸法が相互に異なるので適合しません。
新しい静電気防止型切片屑トレーはどのようにコンタミを防ぐのですか?
静電気防止型切片屑トレーは、耐性のある静電気防止材料で作られており、トレーの壁に堆積物が付着するのを防いでいます。
新しい 2 in 1 ナイフホルダーは従来の RM22xx シリーズと互換性がありますか?
はい、ただしナイフホルダーと 2 in 1 ナイフホルダーとの組み合わせが条件となります。
2 in 1 ナイフホルダー用の新しいナイフホルダーでもバックライトは使用できますか?
いいえ、2 in 1 ナイフホルダーのベースにバックライトのための切り欠き部がないため、使用できません。
従来の RM22xx シリーズのアクセサリのうち、HistoCore RM と共用できないのはどれですか?
- 小型切片屑トレー
- 大型切片屑トレー
- 上部トレー – HistoCore RM の上部トレーは RM22xx シリーズのトレーより 40% 大きくなっています。
- 冷却装置 – 装置上部に置くには小さすぎる。ただし装置の横に置くことは可能です。
粗送りホイールをカスタマイズする利点は何ですか?
便利で、使い勝手が良いことです。粗送りホイールの回転方向をオペレーターの好みどおりに選べます。この機能は RM22xx シリーズから引き継いだもので、オペレーターは慣れ親しんだ回転方向でトリミングを迅速に行うことができます。
後端位置への高速移動機能の利点は何ですか?
試料ヘッドがフロントから後端位置へ戻る速度が、旧シリーズでは 26 秒であったのに対して新シリーズでは 13 秒に短縮されています。この迅速化により、試料ヘッドが毎回後端位置に戻るセクショニングプロセスの所要時間が短縮されます。
メモリー位置の利点は何ですか?
同じ高さのブロックをバッチ処理でトリミングする時に、MEMO ポジション記憶機能はセクショニングを迅速に行うのに役立ちます。
- まず新しいブロックをセットします。
- ブロックをブレードに近づけます。
- MEMO ボタンを押します(位置が記憶されます)。
- トリミングを実行します。
- ブロックを取り出して再冷却します。
- MEMO ボタンを押します。試料ヘッドが設定された試料交換位置に戻ります。
- 新しいブロックをセットし、位置を確認します。
- 再度トリミングを実行します。