Aperio Color Deconvolution Algorithm – IHC染色を分離および定量化

Aperio Color Deconvolution Algorithmは、染色した組織画像を複数(最大3)のカラーチャネルに分離して、染色に使用した実際のカラーに対応させます。これにより、染色が同一ロケーションで重なっていたとしても、組織全体の各染色の面積および強度を正確に測定できます。
詳細
対象検体に適合
Aperio Color Deconvolution Algorithmをキャリブレーションして、組織内の色原体のうち最大3つまでと真に一致する染色カラーを同定します。正確なカラー値をアルゴリズムワークフローを通して簡単にキャプチャーできますので、解析を染色へと確実に適応できます。
染色を別条件で表示
染色のその他部分から分離させるときに色原体を表示する、デコンボリューションマークアップを選択します。または強度範囲マスクを選択して、定義の強度閾値を基に染色の発現パターンを可視化します。
信頼できるデータ
結果は標準化され再現可能ですので、検体で本物のデータを見ていると確信がもてます。詳細な出力情報には、異なる染色強度の面積、ヒストスコア、各染色成分の光学密度などが含まれます。
小さく開始、大きく想定
Aperio Color Deconvolution Algorithmは、Aperio Image Analysisワークステーション上で展開できます。手頃な価格のエントリーレベルソリューションを求める、個人研究者または小規模研究室向けの製品です。または、ハイスループット・サーバーベースの解析向けにはAperio eSlide Managerをご選択ください。